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満席になりしだい入場クローズになりますのであらかじめご了承ください。
受講料
3日通し券
一般【30,000】
会員【25,000】
学生【 3,000】
1日券
一般【12,000】
会員【10,000】
学生【 1,000】
06月06日(水) アカデミア
06月06日(水)
A-1 「スパンボンド及びメルトブロー不織布製造のための基盤技術と研究動向」
10:30 ~ 11:10 セミナールームA 定員 140 名
講師
東京工業大学 物質理工学院 材料系 教授
鞠谷 雄士 氏
講演概要
本講では、スパンボンド及びメルトブロープロセスによる不織布製造技術の最近の動向について、溶融紡糸技術の観点から概説する。紡糸過程中の配向結晶化による繊維構造形成の制御は、スパンボンド及び高速溶融紡糸プロセスに共通の技術課題であり、複合繊維の溶融紡糸では、特殊な繊維構造形成機構を利用してユニークな不織布を製造することもできる。さらに、紡糸過程の運動力学的解析、可紡性が著しく改善された新規ポリマーの応用、極細繊維を低消費エネルギーで製造するための要素技術、紡糸過程の安定性などに関わる最近の研究成果を紹介する。
06月06日(水)
A-2 「最新のスパンボンド技術と新市場創造」
11:20 ~ 12:00 セミナールームA 定員 140 名
講師
NCSU大学(米国)
Dr. Behnam Pourdeyhimi 氏
講演概要
The coupling of bicomponent fiber technology in spunbond together with hydroentangling opens new opportunities for the creation of new products/new markets. Structures that are durable, launderable and "textile-like" can be easily created. Alternatively, it is possible to create strong techncal textiles that can be used in some critical applications. A number of exmples will be presented for emerging new products.
06月06日(水)
A-3 「不織布の快適性評価技術」
13:00 ~ 13:40 セミナールームA 定員 140 名
講師
神戸大学大学院 教授
井上 真理 氏
講演概要
不織布を材料として、衣類に準じて用いられる紙オムツやマスクなどのはき心地、つけ心地、触り心地に対応する快適性能の客観評価技術について例を挙げて解説する。織物・編物などの一般の布の評価に準じているが、不織布ならではの測定条件、方法についても触れる。
06月06日(水)
A-4 「繊維の構造形成と強度」
13:50 ~ 14:30 セミナールームA 定員 140 名
講師
信州大学繊維学部 国際ファイバー工学研究所 教授
大越 豊 氏
講演概要
合成繊維の強度は、その製造条件に強く依存する。これは強度が分子鎖の配向や結晶の状態の影響を受けるためであるが、これらより大きなフィブリル構造も、強度に大きく影響する。本稿では、特にフィブリル構造の形成に焦点を当て、繊維の強度が決まる機構について概説する。
06月06日(水)
A-5 「水処理膜の現在と今後の展望 -正浸透膜、RO膜、MF膜等-」
14:40 ~ 15:20 セミナールームA 定員 140 名
講師
神戸大学・教授 先端膜工学センター・センター長
松山 秀人 氏
講演概要
現在世界的な水不足問題が深刻化している。水不足を解決する手段としては、膜技術がその根幹をなすものと言え、膜を用いた水処理は現在多くの関心を集めている。膜法を用いた主な水処理技術は、RO膜(逆浸透膜)による海水淡水化、MF膜(精密ろ過膜)/UF膜(限外ろ過膜)による浄水処理、MF/UF膜による下水・廃水処理およびMF/UF/RO膜による再生水処理に大別できる。現在膜を用いた水処理の最大の問題の1つは、膜操作中に孔の目詰まり等により膜性能が低下する現象(膜ファウリング)である。膜ファウリングの抑制についてはこれまで数多くの研究がなされてきたが、未だその完全な低減方法は見出されていない。従って精力的な検討が今なお続けられている。もう1つの研究動向のトッピクスは、正浸透膜(Forward Osmosis Membrane, FO膜)を用いた水処理である。本講演では、神戸大学先端膜工学センターで取り組んでいる膜ファウリングの抑制とFO膜を用いた水処理に関する研究を紹介する。
06月06日(水)
A-6 「天然高分子のエレクトロスピニング」
15:30 ~ 16:10 セミナールームA 定員 140 名
講師
Drexel University, Department of Materials Science and Engineering. Associate Professor
Prof. Caroline L. Schauer 氏
講演概要
Electrospinning is a fabrication technique, which can be used to create nanofibrous non‐wovens from a variety of starting materials. The structure, chemical and mechanical stability, functionality, and other properties of the mats can be modified to match end applications. An introduction to biopolymers and the electrospinning process, as well as an overview of applications of nanofibrous biopolymer mats created by the electrospinning process will be discussed. Biopolymers will include polysaccharides (chitin, chitosan, pectin), proteins (collagen, gelatin) as well as some biopolymer derivatives and composites.
06月06日(水) 機械設備
06月06日(水)
B-1 「世界の不織布技術の動向」
10:30 ~ 11:10 セミナールームB 定員 132 名
講師
日本不織布協会顧問
矢井田 修 氏
講演概要
不織布が様々な用途で使用されるにつれて、不織布の製造方法も多様化してきている。これまでは従来の製造方法の改良という技術開発動向であったが、最近では新しい発想に基づく不織布製造法や複合化により特殊な性能を有する不織布の製造法が生み出されている。このような新しい製造技術は不織布に関する世界レベルの国際見本市で見ることができる。ここでは、各種不織布製造技術の特徴と最近開催された世界的な展示会で注目された新しい不織布技術の開発動向について述べる。
06月06日(水)
B-2 「Reicofil Spunlaid and Melt blown Technology」
11:20 ~ 12:00 セミナールームB 定員 132 名
講師
Reifenhaeuser Reicofil GmbH & Co KG Technical Director
Department of Materials Science and Engineering
Dipl. - Ing. Hans Georg Geus 氏
講演概要
The Paper will cover the latested Developement of Reicofil Technology. The new Spunbond and Melt Blown Reicofil 5 Technology with Digital Assistance systems. Another new Highligth covers the High Loft technology.
06月06日(水)
B-3 「不織布製造機械の最新動向 その1- 開繊、カード、クロスラッパー、NP-」
13:00 ~ 13:40 セミナールームB 定員 132 名
講師
伊藤忠システック株式会社 取締役 営業第二本部長
村上 庄一 氏
講演概要
1)不織布ウエブ形成方式概要(カード・湿式・溶融・エアレイド)
2)開繊技術動向(開繊・調合・計量・供給・異物検知)
3)カード技術動向(フラットカード・ローラーカード・ランダムカード・エアレーカード)
4)クロスラッパー技術動向(高速化・プロファイル機能)
5)ニードルパンチ技術動向(ニードルパンチの種類・高速化・広幅化・搖動・複合)
06月06日(水)
B-4 「不織布製造機械の最新動向 その2. ニードルパンチングマシン及び関連する仕上げ加工機、巻取装置、各種補助装置について」
13:50 ~ 14:30 セミナールームB 定員 132 名
講師
㈱ティ・ワイ・ テックス社長
余語 壯孔 氏
講演概要
1.ニードルパンチングマシンの種類、特徴と使用目的について(20分)
2.ニードルパンチングラインに設置する代表的な仕上加工機・特にドライヤー、サーモボンでィングについて
3.一般的な巻取装置について
4.関連補助装置について
06月06日(水)
B-5 「衛生・医療用不織布の製造装置の動向」
14:40 ~ 15:20 セミナールームB 定員 132 名
講師
KCS扶桑㈱社長
木村 公彦 氏
講演概要
紙おむつ、生理用品、マスク、ウェットティッシュから医療用途の不織布製品製造装置の中から、主に原反製造及びコンバーティング工程前までの加工機について最新の装置を紹介
06月07日(木) アカデミア
06月07日(木)
C-1 「不織布成型の革新的技術」
10:30 ~ 11:10 セミナールームA 定員 140 名
講師
KITEC韓国産業技術院
林 大 鈴 氏
講演概要
Currently, a lot of semi-finished nonwoven products have been used in interior parts in automotive industry. The usage amount grow more and more according to the new technology overcoming the performance limit by innovative production. The needs for innovative technology to reduce the waste material and production cost have arisen continuously. Since late 2000, in automotive industry, several innovative nonwoven molding tehnology have been introduced to produce interior parts. Basically, the innovation in molding process comprises of direct feeding of staple fibers to the mold and press to produce designed parts. These innovation will help to step forward environmetally-friend automotive industry.
06月07日(木)
C-2 「不織布をセンサに ~イオン液体をコーティングした不織布を用いた湿度センサ~」
「ウエアラブルデバイスの進化とプリンタブル実装技術の最新動向」
11:20 ~ 12:00 セミナールームA 定員 140 名
講師
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
集積マイクロシステム研究センター(UMEMSME)
社会実装化センサシステム研究チーム 研究員
竹井 裕介 氏
講演概要
我々は、不織布の繊維表面にイオン液体をコーティングすることで、イオン液体が持つ様々な特性の不織布への付与を実現した。本講演では、水を特異的に吸着するイオン液体を不織布にコーティングすることで、湿度センサを作製した例を紹介する。
講師
秋田銀行本店営業本部 地域サポート部チーフアドバイザー
(一社)エレクトロニクス実装学会 常任理事
エグゼグテイブミッションフェロー
土門 孝彰 氏
講演概要
最新の実装技術では、デバイス内蔵基板に代表されるヘテロジニアスインテグレイションなどの進化とこれまでのプリンタブル技術を融合することで多様なウエアラブルデバイスが創出されている。。本講演では、エレクトロニクス実装学会における、ウエアラブルデバイスの進化とプリンタブル実装技術の最新動向を紹介する。
06月07日(木)
C-3 「TTRIに於ける新規不織布開発」
13:00 ~ 13:40 セミナールームA 定員 140 名
講師
Chief,Taiwan Textile Reserch Institute, Technical Textile Section
Dr. Chao chun Peng
講演概要
The Development of New Nonwoven from TTRI- Sustainability, Differentiation, Multifunctional synergy
06月07日(木)
C-4 「X線CTを用いた不織布(NP, MB)の構造解析」
13:50 ~ 14:30 セミナールームA 定員 140 名
講師
信州大学繊維学部 先進繊維・感性工学科 准教授 工学博士
金 慶孝 氏
不織布製造工程における製造条件による不織布の内部構造の変化をX線CTによる観察方法を用いて定量化を試みた。Needle Punchingでは針深度など、Melt Blownでは紡糸条件の変更により資料を作製した。また、得られた試料の物性とX線CTのデータとの相好関係に関して検討を行った。
06月07日(木)
C-5 「医療用不織布市場の可能性と課題」
14:40 ~ 15:20 セミナールームA 定員 140 名
講師
General Manager Director of BEAUTIFUL NONWOVEN CO.
邓伟雄 氏
講演概要
In terms of the market size of global medical device industry and the development opportunities of China’s medical nonwovens, sharing the laws and regulations of medical device supervision of disposable medical nonwoven surgical gowns, surgical drapes and sterilization wraps in different countries;
sharing the hospital requirements of medical nonwovens and the comparison of relevant standards in different countries. China's medical nonwoven market is facing the most stringent regulatory challenges.
06月07日(木) 医療・衛生
06月07日(木)
D-1 「日本における呼吸用保護具の種類と規格及び性能について」
10:30 ~ 11:10 セミナールームB 定員 132 名
講師
興研㈱マーケティング本部 安全衛生ディビジョンマネージャー
篠宮 真樹 氏
講演概要
呼吸用保護具は有害物質の発生現場において、作業環境改善対策として工学的対策を講ずることができない場合、もしくは工学的対策を講じても、なお作業者が有害物質に暴露される恐れのある場合などに使用さる。
しかし、これら呼吸用保護具を着用しても装着方法が悪い、作業環境に適合しない呼吸用保護具を使用している、或いは、マスクの保守管理が十分に行なわれていないと呼吸用保護具本来の性能が発揮されず、思わぬ事故や災害を招く恐れがある。
従って、安全衛生担当者や呼吸用保護具の着用者が呼吸用保護具の規格、構造、機能について知ることは呼吸用保護具を効率的に使用するために極めて重要な意味を持つ。
06月07日(木)
D-2 「医療用不織布のトレンド及び新技術」
11:20 ~ 12:00 セミナールームB 定員 132 名
講師
Director, Product Marketing Health, Hygiene and Specialties Division, Berry Global, Charlotte, NC, (USA)
Ms. Ying Zhang 氏
講演概要
Nonwoven materials are widely used in healthcare globally and growing particularly fast in developing countries. This presentation will discuss nonwoven applications for healthcare as well as latest market trends that are impacting the nonwoven development worldwide. The main focus of the speech will be how latest technologies address those trends and continue to advance protecting what's important.
06月07日(木)
D-3 「不織布を用いた衛生商品の環境配慮と対応(仮題)」
13:00 ~ 13:40 セミナールームB 定員 132 名
講師
ユニ・チャーム株式会社CSR本部
宮沢 清 氏
講演概要
不織布を用いた衛生用品、特に紙おむつと生理処理用品について環境配慮すべき項目とその対応策について示す。特に、環境配慮すべき重要な項目としては、
1.気候変動への対策
2.持続可能な原料調達
3.廃棄物の削減
が考えられる。今回、それらの対応例についてユニ・チャームでの事例を含めて紹介する。
06月07日(木)
D-4 「日本のウエットティシュの現状と将来」
13:50 ~ 14:30 セミナールームB 定員 132 名
講師
日本清浄綿類工業会 技術委員長
PHP茨城株式会社 代表取締役社長
大村 勲 氏
講演概要
・日本のウエットティシュ市場の概要
・ウエットティシュに関係する各種基準と規格
・消費者啓発活動動
06月07日(木)
D-5 「日本のマスク市場について」
14:40 ~ 15:20 セミナールームB 定員 132 名
講師
(一社)日本衛生材料工業連合会 専務理事
高橋 紳哉 氏
06月08日(金) 環境
06月08日(金)
E-1 「リチウムイオン電池の過去・現在・未来」
10:30 ~ 11:10 セミナールームA 定員 140 名
講師
旭化成株式会社 名誉フェロー
吉野 彰 氏
講演概要
リチウムイオン電池は携帯電話やノートPCなどのIT機器の電源として広く用いられてきた。さらに現在では電気自動車への応用が急ピッチで進んできており、新しい市場が創出されつつある。このリチウムイオン電池技術の現在の状況、これから期待される未来電池技術の開発状況について述べる。また、これらのリチウムイオン電池の技術革新により実現されるであろう未来の車社会についても解説する。
06月08日(金)
E-2 「廃棄物の適正処理へのジオシンセティックス材料の多様な展開」
11:20 ~ 12:00 セミナールームA 定員 140 名
講師
京都大学名誉教授 (一社)環境地盤工学研究所・理事長
嘉門 雅史 氏
講演概要
講演の概要は以下のとおりである
1.ジオシンセティックスとは
2.ジオシンセティックスの機能と適用
3.廃棄物処理への展開
3.1 廃棄物処分場への適用
3.2 放射性廃棄物への適用
4.その他の新規展開事例
06月08日(木)
E-3 「電池技術の最先端と、その部材の動向」
13:00 ~ 13:40 セミナールームA 定員 140 名
講師
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 関西センター上席イノベーションコーディネータ
兼名誉リサーチャー 兼山形大学特任教授(蓄電デバイス)
境 哲男 氏
講演概要
世界的な環境規制への対応するため、自動車の電動化が急ピッチで進められており、2025年には現行の6倍以上の電池生産量になることが予想されている。ただ、現状の車載用電池では、エネルギー密度やサイクル寿命、急速充放電特性、低温特性、高温放置特性、安全性など、まだ改善すべき課題は多く、これらを解決すべく新規な材料や部材の開発が活発に行われている。本講演では、車載用次世代電池及び材料の開発状況を紹介する。
06月08日(木)
E-4 ※都合により中止 「中国における環境汚染対策としてのバグフィルター」
13:50 ~ 14:30 セミナールームA 定員 140 名
講師
中国・東北大学・安全環境系濾料検測中心 教授
柳 静献 氏
講演概要
中国での大気汚染の状況について。第1部では、鉄鋼産業、セメント産業、発電所のボイラー、焼却炉から発生する排ガス。第2部では、中国に於ける排ガス処理技術、特にバグフィルターに焦点を当てて。第3部では、バグフィルターの要素技術、高表面積構造を有する新タイプメディア、海島繊維のフィルター、スパンレースフィルター等の紹介を行う。
06月08日(金)
E-5 「一般換気用エアフィルタの最近の規格動向についてーISO、EN、ASHRAE、JISの比較」
14:40 ~ 15:20 セミナールームA 定員 140 名
講師
ISO/TC142/WG3 委員
大垣 豊 氏
講演概要
一般換気用エアフィルタの最近の規格動向について報告する。欧米と日本における従来規格(EN,ASHRAE,JIS)の推移と、最近成立したISO国際規格16890について紹介する。更に、そのISO規格をJISB9908に反映する制定作業の進捗を報告する。今後の規格のあり方についても提言する。
06月08日(木)
E-6 「湿式不織布の領域と市場展開の変遷と展望」
15:30 ~ 16:10 セミナールームA 定員 140 名
講師
機能紙研究会副会長 リエゾンサポート 代表
京都市産業技術研究所 部素材産業を核としたCNF実用化支援事業 プロジェクトマネージャー
濵 義紹
講演概要
湿式不織布という概念は製紙業界にはなく、不織布分野で化学繊維を水中分散して、抄紙機でシート状にしたものを指している。起源は米国デキスター社で開発された技術であると言われている。
従来の不織布が空気を媒体として作られたシート状物であるのに対して、水を媒体として作られるシート状が湿式不織布として定義され、さらにアスペクト比と密度の数値範囲が決められ規格化されたものである。製紙の分野では、統計上は雑種紙の範囲に含まれる。製紙業界では雑種紙の中をさらに機能紙と定義されており、湿式不織布はこの範疇に含まれる。機能紙と湿式不織布の領域と定義上の問題点を取り上げると同時に、市場展開の動向と展望を、機能性シート材料の視点で取り上げてみたい。
06月08日(木) 自動車
06月08日(木)
F-1 「不織布系吸音材の吸音メカニズムおよび自動車への適用について」
10:30 ~ 11:10 セミナールームB 定員 132 名
講師
日本音響エンジニアリング㈱ ソリューション事業部副部長
中川 博 氏
講演概要
自動車では静粛化を目的に様々な部位に吸音材が用いられており、その多くが不織布系吸音材である。本講演では、不織布の基本的な吸音メカニズムおよび自動車用途での使われ方について紹介する。
06月08日(金)
F-3 「自動車メーカーからの不織布/繊維材料への期待」
13:00 ~ 13:40 セミナールームB 定員 132 名
講師
トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 基盤材料技術部
間瀬 清芝 氏
講演概要
自動車業界は100年に一度の大変革期を迎えている。環境対応は必須で、その技術を各社競い合っている状況。さらに次世代車両のキーワードとして知能化、電動化、軽量化を挙げているが、その一方で低コスト化、あるいは高付加価値化を図っていかないと生き残れないのも現実である。不織布/繊維材料は今後のクルマの材料として、その機能面、コスト面そして意匠面においても重要な技術と考える。
06月08日(金)
F-2 「中国における新エネルギー 自動車とバッテリーの概要」
11:20 ~ 12:00 セミナールームB 定員 132 名
講師
Freudenberg Performance Materials, Regional Sales Manager, Industrial Nonwovens
邱 秋文 氏
06月08日(金)
F-4 「炭素繊維の展開、とりわけ自動車用途について」
13:50 ~ 14:30 セミナールームB 定員 132 名
講師
三菱ケミカル株式会社 高機能成形材料部門 炭素繊維複合材料本部 炭素繊維複合材料事業部 技術グループ 部長
堤 理 氏
講演概要
近年注目を集めている素材の一つである炭素繊維は、本格的な拡大期を迎えており、その「軽い」、「強い」と言う特徴から、航空機や自動車等の様々な分野で今後も継続した成長が期待される。本講演では、主な市場の用途や観点から炭素繊維の現状、並びに更なる発展が期待される自動車用途について紹介する。
06月08日(金)
F-5 「熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)の自動車構造への適用技術開発も現状と課題」
14:40 ~ 15:20 セミナールームB 定員 132 名
講師
名古屋大学ナショナルコンポジットセンター 特任教授 総長補佐
石川 隆司 氏
講演概要
名古屋大学ナショナルコンポジットセンターにおいて、NEDOプロジェクトとして実施している、CFRTPを自動車構造に適用する技術開発の現状と課題について解説する。技術の根幹は、Long Fiber Thermo-Plastic Direct (LFT-D)工法であり、炭素繊維を用いる中では最も低コストであり、短時間で部品を製造できる技術に着目して、その技術開発に注力している。大型プレスを用いた短時間(1分間)成形に成功し、既存自動車のシャーシをすべてCFRTPに置換した構造の開発に成功した。次期5年のプロジェクトの中で、その技術的課題の解決に挑戦していく。
06月08日(金)
F-6 「これからの自動車に係る材料技術と不織布技術適用の可能性」
15:30 ~ 16:10 セミナールームB 定員 132 名
講師
日産自動車株式会社 総合研究所 エキスパートリーダー
秦野 正治 氏
講演概要
自動車には電動化の波が押し寄せている。電気自動車の商品性を高めるために、航続距離の伸長が望まれている。本講演では航続距離を伸ばすてまのバッテリーの材料技術を中心に紹介する。